【CD】【配信】
【NHK特集 オリジナル・サウンドトラック盤】
(Ultimate High Quality CD) 最新リマスター
PCCR-50035/ポニーキャニオン
- 壮大な絹の道のロマン 長安から敦煌まで 音で綴るシルクロードの旅
- 紀元前の昔から、東西文明の壮大な文化交流の舞台となった西域の道 -- それがシルクロード(絲綢之路)である。
そこには想像を絶する広大な流砂の海と、果てしなく続く褐色の道、険しくそびえ立つ山脈など、厳しい自然がある。
喜多郎の音楽は、シルクロードの持つ無限の広がりと、壮大なロマンを人々の心に届けてくれた。テレビという物質の存在を忘れさせ、人々は自らもシルクロードの一員となっていった。
NHKシルクロードプロジェクト・チーフプロデューサーの玉井勇夫氏は、喜多郎の音楽には
優しさがある
暖かさがある
広がりがある
ときめきがある
東洋(オリエント)の味がある
心を洗う力がある
と、語っている。 鐘楼 -- 唐の都・長安(現在の西安)のシンボルである。街の中心地にあって、長い歴史の変化を見守って来た鐘の響きにも似たサウンドのきらめきが心に迫ってくる。長城 -- 万里の長城。長安から延延と二千キロも続くこの遺跡。この曲を聴いていると、時の流れを超え、空間を超えた次元にいる自分を感じる気すら起こってくる。
- 曲目
- 1.絲綢之路
THEME OF SILK ROAD
2.鐘楼
ROLAN
3.天地創造神
GOD OF THE CREATION
4.遥かなる大河
GREAT RIVER
5.長城
THE GREAT WALL OF CHINA
6.飛天
FLYING
7.シルクロード幻想
IMAGINATION OF SILK ROAD
8.光と影
LIGHT AND SHADOW
9.西に向かって
GO TO WEST
10.時の流れ
THE CURRENT OF TIME
11.菩薩
BO-SATSU (Buddhist saint)
12.永遠の路
ETERNAL ROAD
- レコーディング・クレジット
- 演奏:喜多郎
使用楽器:KORG SYNTHESIZER|ROLAND SYNTHESIZER|YAMAHA SYNTHESIZER|MOOG SYNTHESIZER|PROPHET SYNTHESIZER|ACOUSTIC GUITAR|PERCUSSION
プログラミング:喜多郎
録音:鎌倉アトリエ
ミックスダウン:喜多郎 / 大川正義
スタジオ:一口坂スタジオ|サウンド・デザイン・スタジオ
作曲:喜多郎
イラストレーション:長岡秀星
プロデューサー:南里高世(Sound Design)
エグゼクティヴ・プロデューサー:有海喜己夫(Ponycanyon)
1980年 5月
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★ UHQCD Ultimate High Quality CDとは?
新製法の微細ピット転写技術と反射膜に特殊合金を採用した高音質CDです。全てのCDプレイヤーでお楽しみいただけます。*高音質とはマスタークオリティの再現性の高さを意味します。
- 制作エピソード
- 「シルクロード/絲綢之路」の前に、正月番組「シルクロードを翔ぶ」(昭和五十五年一月七日放送)の音楽を依頼されたのですが、これはNHK側のテストでもあったのです。この時、17曲全部オリジナルで創りました。これでシルクロードのテーマがほとんど出来たのです。絲綢之路、鐘楼、西に向かって、永遠の道、シルクロード二部の神秘なる砂な舞、天山などがそうです。
シルクロード一部だけでも180曲創っています。二部は数えていないほどで、使ってない曲がたくさんあります。大変な作業でした。毎日、毎日やっていました。単なる番組のためだけの音楽づくりの仕事では、ここまでやれるだけのシステムはまだ今の日本では無理でしょう。番組の音楽がレコードとして売れるということも他にはないことでした。こちら側にそれだけの設備、システムがあったからやってこれたのです。(当時記載)
- 喜多郎 談
- やはりテレビでの放送ですからそれまでの曲づくりに比べて、聴く立場を考える姿勢がありましたね。人が意識を深くのめり込ませて聴く時間って限度があります。普通2分半くらいのものでしょうか。だからいろんなテクニックを使ってみようかな、と思いました。
曲を創るにあたっては、番組の音楽って何のためにあるのかと、NHKの人ともめたこともありました。NHKの人たちにとって音楽は番組の付属品でしかない。効果音であればいい。
しかし僕にとってはシルクロードで深く考え込まされたんですよ。ミイラのひとつ、シワシワの老人のシワの歴史、これらは宇宙の流れの中での一瞬にすぎないけど、その人の歴史がある。僕は自分がすぐその身になってしまうんです。いろんな生き方があって、いろんな歴史がある。涙が出るほど素晴らしいと思うんですよ。
僕はシルクロードをやり始めてから、やさしくというか丸くなりましたね。ある部分は丸くなり、ある部分は深く追求し自分を曲げない。シルクロードで自分の本当のポリシーが少しずつしっかりと確立してきました。
資料:「喜多郎」天界から飛雲までの集大成と喜多郎語録 より
- 喜多郎語録
- 僕は楽譜からも自由でありたい
降ってくるような音が出れば
そのまま絵にするのです
絵にしておくと いつ演奏しても
その毎(たび)に違う曲ができる
そがそれが僕にはいちばん楽しいこと
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