オカリナのおくりもの

【配信】

 ■4th Album 2004年作品

○○○○○○○○イメージ
ヒーリング・オカリナ奏者 寿和 初のベスト・アルバム
MBS毎日放送番組「ポートレイト」のテーマ「A Way In The Manger」
ツムラ「WHOOOOOO!」CM曲「くつろぎ」を含む新曲3曲を収録

曲目
1.A Way In The Manger - MBS毎日放送「ポートレイト」テーマ曲
2.こもれび - ツムラ「WHOOOOOO!」CM曲
3.天使の涙
4.わたぼうし
5.クリスタル
6.モンゴルへの路 - NHK特集「三内丸山遺跡」挿入曲
7.むつら・六連星
8.星のかけら
9.星のひとりごと
10.コンドルは飛んでいく -オカリナ・ソロ-
11.A Saint Of Tibet
12.氷の輝き
13.星の彼方へ
14.サザンクロス・南十字星- NHK特集「三内丸山遺跡」挿入曲
レコーディング・クレジット
Producer - TAKA NANRI
Associate Producer - Moko Nanri
Ocarina - TOSHIKAZU
Computer Programmer - Norikazu Osawa
Recorded at Sound Design Studio (Tokyo)

オリジナル ライナー・ノーツより
 中学生時代にたまたま目にしたテレビ映画・・・瓦礫の街にたたずむ1人の兵士が奏でる土笛の音・・・それが寿和とオカリナとの出会いの瞬間でした。

  その音色に大きな衝撃を受けて寿和はオカリナ人生を歩むことになります。 昭和50年に勤務していたNHKを退局し、師の香山氏とともに栃木県飛駒での本格的なオカリナ製作活動に入ります。 また、 クレイトーン・アンサンブル (オカリナ四重奏)としての活動を始めたのもこの頃でした。後に宗次郎もこのグループに加わり、全国各地を公演して回りました。その頃の写真を寿和に見せてもらいましたが、 たし かに古き良き時代...写真によっては路上や公園で演奏しているのまであり、西洋風に言えばまるで「ヒッピー」 (この言葉はもう死語ですよね) 生活を謳歌しているようにもみえ、世知辛い時間を過ごすことを強いられている都会人には、なぜかちょっと「うらやましい」感じさえするほどでした。
 その後、 群馬県太田市に居と窯を構えてオカリナ製作に打ちこみ、今日まで行ってきた全国各地でのオカリナ製作教室とコンサートは非常にクオリティの高い芸術として好評を博しています。

 音楽はその人のこころを映し出すカガミである...といいますが、シンセサイザー奏者の喜多郎をはじめ、 オカリナ奏者の宗次郎やデビッド・フォスター、マーク・ジョーダン、スティーヴ・レイマンなどなど、 音楽プロデューサーとしてたくさんのアーティストに長年関わってくると、まさに「そのとおり」という実感をひしひしと感じます。

  そう、寿和のオカリナの音色もまた、彼のこころを映し出していると言えます。そのオカリナ・サウンドは宗次郎や他のオカリナ奏者とはまたちがった、「すがすがしさ」...とでもいうのでしょうか、 オカリナが好きで好きで生きてきた・・・そのこころが音となり伝わって、聴き手になんともいえない「すがすがしさ」をあたえるのかもしれません。

プロデューサー 南里元子

ダウンロード
https://music.apple.com/jp/album/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%83%BC/198891846